診療科のご案内

乳腺外科

乳がん。
乳腺の良性腫瘍、乳腺炎。

乳腺外科では乳腺専門のスタッフが豊富な経験を活用し最新の設備と知識、技術を用いて乳がんの診断と治療を行っています。
マンモグラフィや超音波検査で指摘された腫瘍は、組織生検を行い確実な良悪性診断を行います。乳がんと診断がついた方は、乳房MRIやFDG-PETなどを用いて、乳房内のがんの広がりや遠隔転移の有無を検討し、おひとりごとに治療の計画を立ててゆきます。近年は腫瘤を触知しない微小な乳がんも増加しており、マンモトームやバコラなどを用いた吸引針組織生検や、乳頭分泌に対する乳管内視鏡検査なども行っています。
乳癌の手術件数は年間約200件です。切除断端陰性を目指し、術後の生活の質を考えた、ていねいな手術を心がけています。リンパ節は、色素法とRI法の両者の長所を併せ持つハイブリット法である蛍光色素法によるセンチネル生検で転移の有無を確認します。腫瘍が広範囲で整容性を維持した温存手術が難しい方で乳房全摘を行った際には、形成外科との連携で再建手術が可能です。腫瘍が大きい方には術前の薬物治療を行います。
術後は、将来の再発を予防するために薬物治療や放射線治療を行います。科学的根拠(エビデンス)にもとづいて、腫瘍からの個別の情報にあわせた、おひとりごとの予防治療プランを立ててゆきます。ブレストケア認定看護師や薬物治療認定薬剤師、院内がんセンターのチームカンファレンス等を行い、患者さんを中心にした医療を実践しています。
Ki67やオンコタイプDXといった最新のマーカー情報の活用も可能です。遺伝性乳がんの不安をお持ちの方には、遺伝子医療センター外来と連携した遺伝子カウンセリングも行っています。術後の通院は、かかりつけの先生と協同で切れ目のない医療を実現する東京都乳がん地域連携パスの利用も可能です。

診療実績は2010年の新規乳癌患者数238例、乳房切除術119例、乳房温存術89例、センチネルリンパ節生検実施数165例、非手術数30例、2011年の新規乳癌患者数220例、乳房切除術99例、乳房温存術81例、センチネルリンパ節生検実施数149例、非手術数40例です。

見学を希望される方へ

第二外科では消化管疾患、乳腺疾患および小児外科疾患の手術に興味のある方(医師)に見学して頂くことができます。
詳細につきましてはお問い合わせ下さい。

ページの先頭へ